導入事例      
大田市場・漬好商店 ※農経新聞 2015年11月9日掲載

クラウドのメリットを活かして、受注システムを大幅に合理化。
初期投資やランニングコストも削減。


青果仲卸向けの販売管理ソフトは、すでにクラウド型が主流になりつつあります。当社の「いちばクラウド青果問屋」は、初期投資が安価なうえバックアップ体制も万全。中小から大手の仲卸や青果物の流通事業者までフルラインでサポートするクラウドサービスとなっています。また、翌日の商品名および販売価格が入った「入荷案内書」の自動FAX、その入荷案内書をウェブ上に掲載し受注する「ウェブ受注」機能、各種EDI/EOS対応、多彩な受注集計処理、リモート接続で自宅PCからでも利用可能など、クラウドのメリットを活かした多彩なオプションを用意。専用のシンクライアント(機能を絞った低価格のクライアント用コンピュータ)採用で導入経費をさらに節約できます。その導入事例をご紹介します。

東新システムは、不明な点をリモートで操作。
土曜も休市の水曜も対応してくれる。


東京・大田市場の漬好商店は1951年創業の老舗。現在、竹蓋孝行社長以下スタッフ7名でスーパー対応を行い、青果商に当日販売する、年商5億円の中堅仲卸です。同社の方針は、基本的な品目をきちんと揃えること。すでに2009年から前バージョンの「Mr. 青果問屋」を導入しており、2015年8月からは「いちばクラウド青果問屋」を導入しました。
「以前の他社システムでは操作上の不明な点などをいちいち電話で聞き、自分でできない場合は来てもらっていたが、東新システムはリモートで操作してもらえる。土曜はもちろん、休市の水曜でも対応してもらえるのは嬉しい。また売掛と買掛の管理がきちんとできるようになったのは非常に便利」と、竹蓋社長は、導入後に感じたメリットを語られます。

顧客にはクラウドコンピュータから一斉にFAX送信。
この機能が、事務合理化の点で高く評価。


同社では、今回の「いちばクラウド青果問屋」導入に際し、デスクトップ型PCの半分程度の費用で済むシンクライアント(機能を絞った低価格のクライアント用コンピュータ)を採用。さらにストア伝票用のドットプリンタを外し、レーザープリンタによる帳票出力をメインにしました。その理由は、顧客がチェーンストア統一伝票にこだわらなくなったためですが、これによりさらなるコスト削減と出力の高速化を達成しました。
同社の受注(翌日のオーダー)は、FAXで受け取ったものをクラウドコンピュータに入力するシステム。慣れたスタッフはコード番号で入力しますが、不慣れなスタッフでも検索機能で十分な対応が可能。顧客には当日、販売価格が決定してからプリントすることなく、一斉にクラウドコンピュータからダイレクトにFAX送信。この機能が事務合理化の点で高く評価されています。

市場全体で、請求データのやりとりの合理化を図りたい。

「いちばクラウド青果問屋」導入のメリットを実感されている竹蓋社長。現状の卸売市場の請求データやりとりについて、「卸各社からの請求確定データは午後0時~1時くらいにFAXで流れてくる。それをいったん転記して帳簿を起こしてからシステムに入力している。これでは手間がかかるうえ転記ミスもある。この点での合理化を市場全体で図りたい」と提言されています。