導入事例
千葉市地方卸売市場・フジヨシ ※農経新聞 2015年2月14日掲載

ウェブ受注やEOS対応を急に求められた場合でも
東新システムの協力を得てタイムリーに対応していきたい。


千葉市地方卸売市場に店舗を構えるフジヨシは、それまで他の仲卸に勤務していた本澤藤雄社長が独立し、1998年に設立。現在、社員・役員を合わせて10名、年商は10億円。地域スーパーと青果商がメインの顧客で、土物類の品揃えに強いのが特徴です。同社では2003年に前バージョンの「Mr. 青果問屋」を導入。その最大の理由は、万全のサポート体制だったと本澤社長は振り返ります。

営業・SEとも当社のことをよくわかって
くれているので、安心して任せられる。


同社では、「Mr. 青果問屋」を導入する以前には他社製品を使っていましたが、処理量が集中するためシステム上のトラブルが起こりやすい土曜日に営業していないなどの不満がありました。そのような時に東新システムの飛び込み営業がきっかけとなり、2003年の「Mr. 青果問屋」導入に至ったのです。
東新システムでは土曜日でも必ずSEが2人は出社し、顧客の運用上のトラブルに備えます。サポートの方法もインターネット経由で顧客のサーバあるいはデータセンターに入り、リアルタイムで行うことができます。このようなサポート体制が、同社のこれまでの不満を解消したのです。
「当時はサーバを社内に置く方式でしたが、それでも他社製品と比べるとリーズナブルだったことも後押ししましたね」と本澤社長。その後の2009年には新規バージョンを導入、2014年4月には「いちばクラウド青果問屋」の利用を開始しました。
「東新システムにお世話になって今年で13年目ですが、専門家ぞろいのうえに人の入れ替わりが少なく、当社担当は営業・SEともまだ二代目。うちのことをよくわかってくれているので、安心してお任せできます」と、本澤社長は当社のスタッフへの評価を口にされました。

東新システムは、コストをかけずに
いろいろなパターンの集計表を作ってくれた。


同社では、買掛管理、売掛管理、商品管理(在庫・利益)、代払い請求など、「いちばクラウド青果問屋」の基本的な機能を活用。また、顧客には中小企業が多いため、オーダーはEOSやウェブではなく電話とFAXで受け、自社で入力しています。さらに同社では、販売管理システムをよく理解されている2人の業務担当者が、青果問屋の導入当初から上手に使いこなされています。
また、卸からの請求は組合を通して受け取っています。以前はデータで受け取っていましたが、現在は印刷された請求書を自社で入力しているとのこと。というのも、請求書の枚数が少なく自社で入力したほうが速いことに加え、請求ミスなどの発見がたやすく、その場で修正できるからです。
「以前、東新システムに月報・年報の集計方法を変えたいと要望を出した時、ある程度の費用と納期を予想していましたが、コストをかけずに設定変更だけで即座にいろいろなパターンの集計表を作って解決してくれました。スピーディで確かなサポート力を感じます」と本澤社長は全幅の信頼を語ります。
「現在、スーパーなどからウェブ受注やEOS対応を求められています。費用的な制約もあり各スーパーの導入自体がずれ込んでいるのが事情ですが、もし急な対応になっても東新システムの協力を得てタイムリーに対応していきたいと考えています」と締めくくられました。